ブルースという独立した音楽はあるものの、ポップスロックジャズなど、色んなジャンルの音楽に、ブルースを融合させている、という事も多いです。ここでもそれらの音楽ジャンルで、昔ながらに見られる、ブルースのベースラインを中心に、練習していきましょう。

フォービート

ブルースのベースライン❶
ブルースのベースライン➊13小節

ポジション移動でも良し

フォービート(4分音符)のみの、簡単なフレーズです。9小節目ですが、指が届かなければ、ポジション移動で押弦しましょう。

運指

ブルースのベースライン❷
ブルースのベースライン➋13小節

運指も自由

4小節目のハンマとプリングを、私は中指と小指で運指しています。これに慣れるのも良いですし、自分の得意な指で、運指するのも良いです。運指も臨機応変に、対応していきましょう。

カッティング

ブルースのベースライン❸
ブルースのベースライン➌12小節

スタッカートで刻む

音符の上下に付く黒点はスタッカートで、約半分に刻んで弾いてやりましょう。こういったスキルをカッティングと言い、早くに身に付けておきたい、スキルの一つです。

ロックスタイル

ブルースのベースライン❹
ブルースのベースライン➍13小節

親指の使い方

ポジション移動が少ないベースラインなら、親指はネックを握りしめる、ロックスタイルで弾き切る人もいます。自分の手の大きさに合わせて、運指を考えてみましょう。

タイ記号

ブルースのベースライン❺
ブルースのベースライン➎12小節

タイ記号を歌って覚える

9小節目からは小節を跨ぐ、タイ記号があります。リズムが掴めない場合は、音源のベースラインを歌い、タイ記号のリズムを覚える、という方法を試してみてください。

開放弦

ブルースのベースライン❻
ブルースのベースライン➏13小節

開放弦の使い処

432弦の5フレットは、開放弦に出来ますが、全てを開放弦にしてしまうと、逆に難しくなると思います。開放弦にする小節としない小節の、使い処を決めておくのも良いでしょう。

フィルイン

ブルースのベースライン❼
ブルースのベースライン➐7小節

ドラムのフィルインを頼る

フィルインを簡単にいうと、フレーズの変わり目に入れる、派手なフレーズです。カッコ1~7の繰り返しに迷ったら、カッコ8で聞ける、ドラムのフィルインを頼りに、次の4小節目へ入りましょう。

スラップ

ブルースのベースライン❽
ブルースのベースライン➑12小節

プラッキングでスネア感

12弦はプラッキングしており、それでドラムのスネア感を出しています。バンドにドラムがいない時など、このようにしてやると、リズムが生まれるでしょう。

オルタネイト

ブルースのベースライン❾
ブルースのベースライン➒13小節

都合の良いピッキング

ピック弾きの場合ですが、オルタネイトで弾くと、アップピッキングで入る、小節も出てきます。それが嫌な場合は、空ピックを利用する等して、自分に都合の良いピッキングを、作ってしまいましょう。

高難易度

ブルースのベースライン❿
ブルースのベースライン➓13小節

ハモりとミュート

有名なギターフレーズを、ベースアレンジさせてみました。音源の通りでなくても良いので、ハモらせる部分と、ミュートする部分を明確にして、弾いてやりましょう。ここではピック弾きですが、指弾きやスラップで弾いても面白いです。しかし、かなり難しいフレーズなので、相当な時間が必要です。

記事終了
このページのまとめ
  • ブルースは色んな音楽に組み込まれる。