ブルースという独立した音楽はあるものの、ポップス・ロック・ジャズなど、色んなジャンルの音楽に、ブルースを融合させている、という事も多いです。ここでもそれらの音楽ジャンルで、昔ながらに見られる、ブルースのベースラインを中心に、練習していきましょう。
フォービート

ポジション移動でも良し
フォービート(4分音符)のみの、簡単なフレーズです。9小節目ですが、指が届かなければ、ポジション移動で押弦しましょう。
運指

運指も自由
4小節目のハンマとプリングを、私は中指と小指で運指しています。これに慣れるのも良いですし、自分の得意な指で、運指するのも良いです。運指も臨機応変に、対応していきましょう。
カッティング

スタッカートで刻む
音符の上下に付く黒点はスタッカートで、約半分に刻んで弾いてやりましょう。こういったスキルをカッティングと言い、早くに身に付けておきたい、スキルの一つです。
ロックスタイル

親指の使い方
ポジション移動が少ないベースラインなら、親指はネックを握りしめる、ロックスタイルで弾き切る人もいます。自分の手の大きさに合わせて、運指を考えてみましょう。
タイ記号

タイ記号を歌って覚える
9小節目からは小節を跨ぐ、タイ記号があります。リズムが掴めない場合は、音源のベースラインを歌い、タイ記号のリズムを覚える、という方法を試してみてください。
開放弦

開放弦の使い処
4・3・2弦の5フレットは、開放弦に出来ますが、全てを開放弦にしてしまうと、逆に難しくなると思います。開放弦にする小節としない小節の、使い処を決めておくのも良いでしょう。
フィル・イン

ドラムのフィル・インを頼る
フィル・インを簡単にいうと、フレーズの変わり目に入れる、派手なフレーズです。カッコ1~7の繰り返しに迷ったら、カッコ8で聞ける、ドラムのフィル・インを頼りに、次の4小節目へ入りましょう。
スラップ

プラッキングでスネア感
1・2弦はプラッキングしており、それでドラムのスネア感を出しています。バンドにドラムがいない時など、このようにしてやると、リズムが生まれるでしょう。
オルタネイト

都合の良いピッキング
ピック弾きの場合ですが、オルタネイトで弾くと、アップピッキングで入る、小節も出てきます。それが嫌な場合は、空ピックを利用する等して、自分に都合の良いピッキングを、作ってしまいましょう。
高難易度

ハモりとミュート
有名なギターフレーズを、ベースアレンジさせてみました。音源の通りでなくても良いので、ハモらせる部分と、ミュートする部分を明確にして、弾いてやりましょう。ここではピック弾きですが、指弾きやスラップで弾いても面白いです。しかし、かなり難しいフレーズなので、相当な時間が必要です。

- ブルースは色んな音楽に組み込まれる。