通常のリズムをイーブン、またはストレートと言います。逆に、跳ねるリズムの事をバウンス、またはシャッフルと言いますが、音楽業界ではハネモノ、と言ったりします。ハネモノは大きく分けて、8分音符のハネモノと、16分音符のハネモノがあり、どちらもよく聞かれるリズムです。
1拍3連符

ハネモノに付き物
8分音符のハネモノに、頻繁に出てくるのが、上記でも3でまとめてある、1拍3連符(いっぱくさんれんぷ)というリズムです。これは馴染み易いリズムなので、直ぐに覚えられると思います。
スローテンポ

走らないように注意
リズムが走るとは、本来のテンポより、速く弾いてしまう事です。スローテンポな曲では、ベースラインも走りがちになるので、それに気を付けながら、弾いてやりましょう。
リピート記号

小節の進行順に注意
1・2小節目と3・4小節目が、リピート記号で挟まれています。分かっていても意外と、繰り返しを見逃してしまうので、小節の進行順に気を付けましょう。
アウフタクト

3拍目の裏から入る
弾き始めが3拍目の裏から入っており、こういった出だしを、アウフタクトと言います。しっかりとカウントを取り、3拍目の裏から入る、という事を把握してやりましょう。
運指

運指を弾き比べる
10・11・12小節目にかけては、1弦のみで弾く運指と、カッコの2弦を使う運指と、に分けられるかと思います。両方で運指の違いを、比べてみてください。
16分音符のハネモノ

16分音符が跳ねる感じ
全く初めて人には、16分音符が跳ねる感じが、どのようなリズムか、想像もつかないと思います。先ずはこの譜面で、16分音符が跳ねている感じを、掴んでみてください。
休符

休符も跳ねる
休符は弾きませんが、やはり跳ねるリズムで、感じ取ってやりましょう。特には4小節目から見られる、16分休符や付点8分休符は、跳ねるリズムを感じていないと、次の音符に繋がりません。
スラップ

ゴーストノート
ゴーストノートを含む、スラップのフレーズです。特に8小節目は2拍目に、4回連続でゴーストノートが出てきますが、1弦のゴーストノートは、プルで弾くのが自然です。
スキル

小節を集中的に練習
ジャズの名曲「So what」を、アレンジさせてみました。ハンマリングやプリング、トリプルストップなど、かなりのスキルが必要です。小節ずつを集中的に、繰り返し練習しましょう。
4フレット4フィンガー

薬指と小指の押弦
2小節目で少し崩れますが、基本は中指が6フレット目に位置する、4フレット4フィンガーで弾きましょう。ポイントは薬指と小指の押弦で、慣れていない人は、ここで克服してしまいましょう。

- ハネモノは跳ねるリズムを言う。