演奏テクニック

親指ミュートとチョップミュート

鳴らしている弦の振動で、他の弦までが震え出し、それが知らぬ間に鳴ってしまう、という現象を弦の共鳴と言います。この弦の共鳴や、鳴らす意図がない弦を、事前に防ぐ事をミュートと言い・・・

セーハやバレーは効率的な運指

指で弦を押さえる事を、押弦(おうげん)と言います。押弦は指先で行うのが基本ですが、指先よりも下の指で、押弦する事が多々あります。そのテクニックをセーハやバレーと言い、それが出・・・

強拍と弱拍とシンコペーション

一定の音を刻む事を英語ではビート、日本語では拍(はく)と言われます。小節に並ぶ音符にはそれぞれ、種類の違う拍が振り分けられており、それらを強拍(きょうはく)・中強拍(ちゅうき・・・

オクターブポジションでオクターブ奏法

音程(おんてい)とは音と音の距離を表す言葉で、オクターブも一定の音程を表す言葉です。半音(はんおん)というのも音程の一つで、最も短い音程だと思ってください。先ずはその半音とい・・・

カッティング奏法で切れのある演奏

カッティング奏法と聞くと難しく感じますが、鳴らしている音を一旦止めて、再び鳴らすという事で、もっと簡単には、休符ではしっかり音を止める、という事です。カッティング奏法にも、ち・・・

レイキング奏法は同じ指を続けて使う弾き方

指弾きにはアポヤンドからの、レイキングという弾き方があります。一般的な指弾きなら人差し指と、中指を交互に使うのが基本ですが、どちらか一方を続けて使う方が、自然で楽な弾き方にな・・・

スライド奏法・グリッサンド奏法で伸びのある演奏

弦の上を指で滑らせて、音を出すテクニックをスライドやグリッサンドと言い、弦楽器特有の伸びのある、サウンドが特徴的でしょう。両者は呼び方が違うだけで、フィンガリングは同じですが・・・

ハンマリング・オンは弦を指で叩くように音を出す

ギター系統の弦楽器にはハンマリング・オン(ハンマー・オン)という、テクニックがあります。直接的にはピッキングで音を出すのではなく、押弦している指の方で、弦を叩くかのようにして・・・

プリング・オフは弦を指で引っかくように音を出す

プリング・オフ(プル・オフ)は押弦する方の指を使い、弦を引っかくようにして音を出します。プリングは過去のページで説明したハンマリングと、合わせて使われる事も多く、それら両方を・・・

ゴーストノートは弦を押さえないでピッキングする

弦をフレットまで押さえ込まず、弦に指を軽く触れたままで、ピッキングする事をゴーストノートと言います。演奏方法にもよりますが、ゴーストノート自体は目立つ音ではありません。しかし・・・

ダブルストップとコード弾き

2本の弦を同時に弾く事をダブルストップと言います。ベースは主に単音を弾く楽器ですが、昨今ではダブルストップ以上も、よく聞く事が出来ます。また、ギターほどの和音は作れないものの・・・

チョーキングとヴィブラート

弦を持ち上げたり、引っ張り下げたりし、音程を上げるスキルをチョーキングと言います。指で弦に振動を与え、音を小刻みに震わせるスキルをヴィブラートと言います。両方は異なるテクニッ・・・